サウンドフィールド・デザインでは防音・音場設計から音響測定を確かな技術でご提供致します。

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建築物の遮音性能測定、騒音測定業務

新築時の遮音性能評価や改修工事での現状把握、改修後の評価に、また騒音トラブルでの性能評価には「空気音遮断性能」「室間音圧レベル差」「内外音圧レベル差」「室内騒音レベル」用いて測定評価致します。
当社では遮音性能及び室内騒音測定に特化して測定業務をお請け致します。

測定までのながれ

遮音測定までの流れ

測定することでのメリット

1.現状の遮音性能の把握( 音漏れ具合を確認により安心を得る )

2.分析結果を元に対策の検討及び設計が可能となります。

3.環境に適した設計提案( 過剰投資の削減 )が可能となります。

4.測定結果で問題なければ安心して音を出すことか可能です。

5.遮音性能や騒音値に問題があった場合、当社ではお客様の用途、環境に合わせた設計提案をお請け致します。音の対策には知識と経験が必要とされ、また施工も経験とノウハウが必要です。当社に改善や新規防音をご依頼頂いた場合、コンサルティングと施工を分離してご契約頂き、施工店は当社指定の業者がお請け致します。
※「指定可能地域 関西近郊地域及び関東地域」

遮音測定方法

室間平均音圧レベル差に関する適用等級

建築物 室用途 部位 適用等級
特級 1級 2級 3級
集合住宅 居室 隣戸間界壁
隣戸間界床
D-55 D-50 D-45 D-40
ホテル 客室 客室間界壁
客室間界床
D-55 D-50 D-45 D-40
事務所 業務上プライバシーを
要求される室
客室間界壁
テナント間界壁
D-50 D-45 D-40 D-35
学校 普通教室 教室間界壁 D-45 D-40 D-35 D-30
病院 病室(個室) 病室間界壁 D-50 D-45 D-40 D-35

適用等級の意味

適用等級 遮音性能の水準 性能水準の説明
特級 遮音性能上特にすぐれている 特に高い性能が要求された場合の性能水準
1級 遮音性能がすぐれている 建築学会が推奨する好ましい性能水準
2級 遮音性能上標準的である 一般的な性能水準
3級 遮音性能上やや劣る やむを得ない場合に許容される性能水準

 

性能等級 ピアノ・ステレオ等の大きい音 テレビ、ラジオ、会話等の一般の発生音
D-65 普通では聞こえない 聞こえない
D-60 ほとんど聞こえない 聞こえない
D-55 かすかに聞こえる 通常では聞こえない
D-50 小さく聞こえる ほとんど聞こえない
D-45 かなり聞こえる かすかに聞こえる
D-40 曲がはっきりわかる 小さく聞こえる
D-35 良く聞こえる かなり聞こえる
D-30 大変よく聞こえる 話の内容がわかる

上記の表はあくまでも目安で基準の目標値です
[参考資料:日本建築学会]

室内騒音測定

室内騒音は「NC値」で評価し、数値が低いほど良い環境といえます。
特に録音や音楽を楽しむ、オーディオを楽しむ場合は余分な外部騒音の新入を防いだ環境が求められます。

騒音測定でのメリット

静かな環境で音楽を聴きたい、演奏したい、自宅で録音作業をしたいなど思っていても交通騒音や動物の鳴き声、空調の騒音等いろいろな音が身の周りには発生しています。
騒音測定で現状を把握すれば必要な対策方法が見えてきます。

室内騒音測定

NC値と会話のしやすさ

NC値 室内の状況 施工例
NC-
15以下
最も静かで、小さい声でも会話できる レコーディングスタジオ
コンサートホール
NC-20~30 非常に静かで会話にも電話にも支障なし。
大会議可能
多目的ホール
劇場、オペラハウス、
教会、礼拝堂、重役室
大会議室、テレビスタジオ
NC-30~35 静かで4~5mのテーブルで会議ができる
3~9m離れて普通に会話ができる
和室、応接室、小会議室
NC-35~40 2~2.5mのテーブルで会議ができる
電話での会話には支障なし
2~4m離れて普通に会話ができる
中事務所
工場事務所
多目的イベントスペース
NC-40~50 1.5mのテーブルで会話ができる
電話で話ずらくなる
普通の声で1~2m、やや大声で2~4m離れて会話ができる
大きな機械室
製図室
NC-50~55 3人以上の会議はできなくなる
電話で会話しずらくなる
普通の声で30cm~60cm、やや大声で1~2m離れて会話ができる
タイプ室
計算機室
製図室等
NC-
55以上
非常にうるさい
事務室としての使用は難しい
電話での会話は難しい
適用無し

騒音測定グラフ例

NC値は数値が低いほど静かな環境

NC値